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PCM工法協会を代表して一言ご挨拶申し上げます。
地震大国である我が国は、これまで未曾有の災害を経験しながら確実に経済発展を成し遂げてきました。とりわけ、「阪神淡路大震災」「東日本大震災」「熊本地震」に代表される地震災害では大勢の尊い命が奪われ、高速道路をはじめとする公共インフラに多大な損害を与えたことは記憶に新しいところです。また、今後30年以内に南海トラフ沖を震源とするマグニチュード9クラスの地震が発生する確率は70%と言われており、この災害への備えが急務となっています。
一方、高度成長期に整備したコンクリート構造物は耐用年数(寿命50年)を迎え老朽化が進展しています。しかしこれらをすべて更新することは不可能であり維持管理をしながら延命化を図っていくことが必要になっています。
平成21年4月に発足した当協会は、これら2つの課題を解決するためPCM工法を利用したコンクリート構造物の補修・補強技術の研鑽・普及活動を積極的に行ってきました。2012年4月発刊した「PAE系ポリマーセメントモルタルを用いたコンクリート構造物の補修・補強に関する設計・施工マニュアル(案)」は、2017年6月には第4版を発刊するに至りました。今後とも当協会はポリマーセメントモルタルの一種であるマグネラインを用いた信頼性の高いコンクリート構造物の補修補強技術を提供していきます。
皆様方のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
代表理事
設立 | 平成21年4月23日 |
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事業開始 | 平成21年5月26日 |
住所 | 〒105-0011 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館12F 前田工繊(株)内 |
目的 | 土木構造物の補修補強工法の研究・研修・普及活動を通じ、マグネライン(以下、「PCM」)の普及、発展を図り、PCMを使用したコンクリート構造物の補修補強技術を確立・普及させることにより、我が国の産業・社会の発展に寄与することを目的とします。 |
事業内容 |
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